食について取り組んだこと、断食をやめたこと
こんにちは、姫音です。
先週は風邪を引いてしまったことで、1週間ほぼまともな食事が出来ませんでした。
ようやく何でも食べられるようになって、やっぱり健康が一番だとしみじみ噛みしめています。
私の理想とする綺麗な人は健康が基礎にあります。不健康なのに綺麗な女性、というのは小説の中にしかいないんじゃないかな。
仕事を辞めてたっぷり時間があった頃、それまでインスタントや半食を使いながらの毎日の献立を徹底的に手作りにこだわるようになりました。
冷蔵庫から便利調味料といった類のものも一掃し、それまで購入していたドレッシングや麺つゆやケチャップは手作り。醤油や味噌やみりんはオーガニックショップまで買いに行っていました。
糠漬け、粕漬けも始めて食に関して情熱を燃やし、並行して食に関する健康本も読むように。
粗食、断食、食養生、マクロビ、糖質オフなど今思えば節操なく手当たり次第。
中でも私が興味を持ったのは、断食でした。
1日3食は食べ過ぎで消化器系を休めるために◯食抜く。病気になった時に断食をすれば消化器系が休めるのでその分回復に使える。などなど。
なるほど~と思って、本を参考にしながら月に何度か夜だけ断食に取り組みました。
実感したメリットは、夜によく眠れるようになったこと。
お腹が減ると眠れないという人もいると思いますが、私はお腹が減っても眠れば忘れてしまうタイプ。
夜に断食をした日は夜中に起きたりすることがなくなりました。
あとは当たり前かもしれませんが、翌朝の体重が落ちました。
デメリットはやっぱり、二人暮らしなので一緒に食事を取れないこと。
朝は時間が少ないので、夜にお酒を飲みながら話をするのは大好きな時間です。
夜の断食が上手くいきかけたので、もっと体にいい食事をしようと思い、次は動物性たんぱく質や乳製品や砂糖を絶つ食生活に変えて行きました。
でも2ヶ月ほど続けたところで、疲れやすくなっているような気がしたのです。
体重は少しだけ減っていました。でもダイエットをしていた時のような急激な変化ではなかったし、体が重いのは糖質の摂りすぎかもと今度は糖質を控えようと主食を減らしてみることに。
結果は、また体重は少し減ったけれど健康になったか疑問な今の自分です。
健康になりたくて始めたことなのに、逆に体力がなくなっているような・・・??
運動を日常的にしていないので、減った体重は筋肉でその分代謝が悪くなったからだと思います。
世の中にはヴィーガンや糖質オフの生活で元気に暮らしている人もいますが、いまの私にはそれは必要だったのかなと考えるようになりました。
勿論肥満は病気のリスクを高めるし、断食にも他の食事法にもそれぞれメリットはある。
けれど実感として、健康な30代女性が本やネットで得た知識だけで取り組むのはノーリスクではないなあと。
ここで一度今までの取り組みリセットして、断食や「あれは食べない」という極端なことはやめてみます。
もうちょっと気楽に、面倒なときはインスタントを食べたっていいじゃんという余裕があったほうが、ガチガチになるよりいい女っぽい。
何でも食べる。でも腹八分目をこころがける。
そして大切な人とおいしく食事をする。
それが一番の健康の秘訣のような気がしています。