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元を取るという発想が断捨離を減速させる

こんにちは、断捨離本の断捨離に励んでいるひめねです。

流行のお片付け本は一通り読んでいますが、この数年のブームのせいかお片付け本関係の本だけで本棚の一角が占領される事態に。
参考にしたいところに付箋を貼ったり、ノートに書き移したりもしたけれど、肝心な行動がいつかやろうのままで処分できずにいました。
活用できなかったものは勿体ない。元を取るまでは手放したくない。
そういう気持ちをなかなか捨てられずにいたのです。
 

買った金額<???

この元を取るという発想。
かけた金額より価値があれば元を取ったということになるんでしょうが、じゃあどうすればその価値は分かるんだろうと、ふと疑問に思ったのです。
お片付け本なら私が理想通り片付けを達成できれば、購入した目的は果たしたことになるので元を取ったといえるのかもしれない。
けれど難しいのは、本と違って目的のないもの。
たとえば服の場合、1000円のスカートを1000回着れば1回あたり1円。1001回なら1円以下。これで元を取ったことになるの??
よれよれになったり汚れたりでもう着れなくなったとしても、質が悪いもので1回洗濯しただけで駄目になってしまったのなら、元を取ったとはきっと思わない。むしろ損したと考えてしまう。
そう考え始めると元値と対比できる価値が必要になるので、だんだん訳が分からなくなってきました。
 
買った金額より価値があると感じれば、それは元を取ったという事になる。
でも100万円のモノでも、それは値札に100万円と書いてあるだけであって、必要としない人には1円の価値もない。
本当に100万円の価値を保証されているのは、日本銀行券だけなんですよね。
それも為替の変動やインフレデフレで相対的な価値は変わってしまうけれど、日本において100万円であるということは絶対的なわけです。
モノに価値をつけるのは難しい。
 

元を取るという発想から抜け出す

たしかこんまりさんの片付けの魔法に載っていたと思いますが、モノは手に入れたときにときめきをもらっているからその服は役割を終えているという発想。
とことん使い切ることができない場合は、元を取ろうという考え自体を捨てないと、断捨離は全然進まないということに気付きました。
お片付け関係の本はすぐ実践したいと思えるものが載っている数冊だけ残して、殆どをブックオフに売りに行きました。
その本を読んだことで、こんな風になりたいとワクワクした気持ちは無駄じゃないし、全部は取り入れられなくても一部生活に役に立ってることもある。
(件のこんまりさんの本も手放しました。この本で一番役に立ってるのは片付けじゃなくて、生ごみを冷凍してしまう技…)
暑くなってきたのでそろそろ春モノの断捨離も進めたいですね~!
 

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