非常時こそ身軽でいられることは強い
お久しぶりです、ひめねです。
2週間ほど前、田舎に一人で暮らす祖母が急に入院することになりました。
実家からは車で2時間ほど。両親はすぐに駆けつけ、仕事のある父の代わりに母はそのまま入院生活をサポートするため祖母の家に留まっています。
普段は田舎に行っても数日のことなので、服や必要な身の回りのものは旅行と同じように、必要な日数を考えて準備します。
毎日使っているものでも、眼鏡や薬のようにどうしてもないと困るというもの以外、例えばスキンケア用品などはなくてもいいかと持っていかないことも多い。
しかし今回は入院生活がどれほどになるか分からないため、先日ようやくお見舞いに行ったときには、少し家の中に母の日々の暮らしに必要な物が増えていました。
電動歯ブラシや白髪染めなど、数日ならいらないけれど、暮らしを営むには必要だと思っているものがそこには見えてきます。
私なら何を持って行くだろう?
何でも書きつけるノートと無印の0.3ミリの水性ペン、曲を聴くためのipod、一番気に入っている香水や口紅も多分。本は現地で買おう。
そんなことを考えながらしみじみ思ったのは、やはりこんなときこそ、身軽にいつでも動ける生活が強いということ。
家にいると、あれば便利だとか邪魔にならないからとあれもこれもとモノに囲まれてしまいがちになってしまう。
でも最低限生きていくのに必要なもの。
自分が楽しく快適に暮らすために必要なもの。
災害など緊急時は最低限を知っておかなくてはならないし、今回のように生活する場所は変わっても一時的である場合はもう少しゆとりを持った準備が出来る。
いつ起こるか起こらないかは分からないけれど、それを考えて知っておくことで少しだけ安心して暮らせそうです。