家を整えることが防災の第一歩
こんにちは、ひめねです。
私は子供の頃に阪神淡路大震災を経験し、防災についての意識は持っている方だと思っていましたが、年月とともに油断してしまうこともあります。
家具が倒れてきたり、モノが降ってくる危険を減らす。
どこに何があるか把握してすぐに取り出せれば、必要なものを最小の時間で準備して逃げることができる。
そのためにはやはり家を整えておくことが大事。
日頃から何をしておくべきか、今回の地震で改めて考えさせられました。
室内の危険は片付けで防ぐ
阪神大震災の時、家そのものは補修できる程度のヒビで済みましたが、室内で一番ひどい状態になったのは食器棚でした。
食器はめちゃくちゃに壊れ、リビング中にガラスの破片が飛び散って。
家具転倒防止用の突っ張り棒を取り付けようにも、食器棚の上は箱で一杯でした。片付けからするとなると億劫になります。
今住んでいる家にある背の高い家具は本棚と食器棚です。
実はまだ突っ張り棒を設置していません。
どちらも何も置いていないので、早々に設置しようと思います。
夫婦二人分の備蓄
住んでいる場所や家族構成によってかなり変わるとは思いますが、3日分の食料と水を確保するようにしています。
比較的都会に近い場所で暮らしているので、道路や橋が一本通れなくなったら即身動きが取れなくなるということありません。
それでも万が一の時のためにレトルトご飯、インスタントラーメン、缶切り不用の缶詰、クラッカーなどはローリングストック法で、日常的に使用しながら少し多めに準備するようにしています。
レトルトご飯などはわざわざ食べなくてはいけないけれど、食品を置いている棚を詰め過ぎず常に整理しておけば、賞味期限が切れる前に食べて置こうと食べ忘れることもない。
水は以前成人1人で1日3リットルという記載を見たので、2リットル入りのペットボトル6本ケースを最低2ケース置くように。日常的に飲んで循環させているので、古いものが残ったりはしません。
家の中をすっきりさせるため、お店が倉庫代わりという考えですぐに食べない、飲まないものは買わないという意見もあるけれど、心地よく安全に暮らすにはモノを減らすことより家を整えることのほうが大事かなと思います。